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2008年6月13日更新
高病原性鳥インフルエンザのQ&A 目次
- Q1.鳥インフルエンザとはどんな病気ですか?
- Q2.高病原性鳥インフルエンザとは、どのような病気ですか?
- Q3.鶏はどんな症状を出しますか?
- Q4.これまでの海外における発生状況を教えて下さい。
- Q5.ウイルスが海外から日本へ侵入するルートには、どんなものがありますか?
- Q6.ウイルスが農場へ侵入するルートには、どんなものがありますか?
- Q7.農場で発生が疑われた場合には、どうすればよいのですか?
- Q8.農場で発生した場合には、どのような防疫措置が採られますか?
- Q9.どんな消毒薬が有効ですか?
- Q10.鳥用のワクチンはありますか?
- Q11.本病を発生させないためには、どうしたらよいのですか?
- Q12.鳥インフルエンザウイルスが人に感染することはありますか?
- Q13.農場で発生した場合には、農場関係者や防疫従事者の感染をどう防ぐのですか?
- Q14.鶏肉や鶏卵を食べて感染することはありますか?
- Q15.茨城県の発生状況を教えて下さい。
- Q16.茨城県で検出されたH5N2ウイルスはどのようなウイルスですか?
- Q17.宮崎県と岡山県の発生状況を教えて下さい。
- Q18.宮崎県と岡山県で検出されたH5N1ウイルスはどのようなウイルスですか?
- Q19.秋田県のオオハクチョウから分離されたH5N1ウイルスはどのようなウイルスですか?
| Q1.鳥インフルエンザとはどんな病気ですか? | 目次に戻る |
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A.鳥インフルエンザとは鳥類がA型インフルエンザウイルスに感染して起こる病気です。A型インフルエンザウイルスに感染して発病する鳥類は、鶏や七面鳥等の家きんが主で、野鳥での発病は希です。鳥類に感染するA型インフルエンザウイルスを総称して鳥インフルエンザウイルスといいます。 家畜伝染病予防法では「鳥インフルエンザ」は、インフルエンザウイルス感染による家きん(鶏、あひる、うずら、七面鳥)の病気のうち、高病原性鳥インフルエンザでないものを指します。つまり、H5あるいはH7亜型以外の弱毒な鳥インフルエンザウイルス感染による家きんの病気と言えます。 |
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| Q2.高病原性鳥インフルエンザとは、どのような病気ですか? | 目次に戻る |
A.高病原性鳥インフルエンザとは、家畜伝染病予防法で定められている、以下の1)から 3)のいずれかにあてはまるA型インフルエンザウイルスの感染による鶏、あひる、うずら、七面鳥の病気をいいます。強毒型の高病原性鳥インフルエンザウイルスによる感染では、感染した鶏の大半が死亡するなど大きな被害が出ます。ただし、病原性が低いH5あるいはH7亜型感染の場合は、無症状あるいは軽い呼吸器症状や産卵率の低下をしめす程度です。
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| Q3.鶏はどんな症状を出しますか? | 目次に戻る |
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A.
感染鶏群では死亡する鶏が増加します。主な症状は、元気消失、食欲・飲水欲の減退、産卵率の低下、呼吸器症状、下痢、神経症状などで、肉冠・肉垂・顔面の腫れやチアノーゼ、脚の浮腫や皮下出血などの病変が報告されています。 高病原性鳥インフルエンザの症状は感染したウイルスが持っている病原性の強さ、他の病原体との混合感染、鶏舎内外の環境要因などによって多様です。病原性が強いウイルスの場合には、鶏は短期間に高率に死亡するものの、明瞭な症状や病変を示さない例もあります。一方、不顕性感染や軽い元気消失のみで経緯する病原性の弱いウイルスも存在します。 H5、H7亜型のウイルスの場合、流行当初は弱毒であっても家きんの間で感染を繰り返すうちに数ヶ月後には強毒に変異する場合がありますから注意が必要です。 |
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| Q4.これまでの海外における発生状況を教えて下さい。 | 目次に戻る |
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A.主要なものを列挙しますと、米国(H5N2:1983)、メキシコ(H5N2:1993)、オーストラリア(H7N7: 1975、1976、1983、H7N3: 1992、1994、1997)、イタリア(H5N2: 1997、H7N1: 1999)、オランダ・ベルギー・ドイツ(H7N7: 2003)、香港(H5N1: 1997、2001、2002、2003)、パキスタン(H7N3:2004)、北朝鮮(H7N7:2005)等で発生があり、2003〜2004年にはH5N1亜型による発生がアジアの諸国(日本、韓国、ベトナム、タイ、カンボジア、ラオス、インドネシア、中国、マレーシア)で確認されました。2005年になっても中国や東南アジア数カ国では発生が続いており、2005年以降にはモンゴル、カザフスタン、ロシア、トルコ、ルーマニア、ナイジェリア、フランス、ドイツ、エジプト等で強毒のH5N1ウイルスによる渡り鳥等の野鳥での感染が確認されています。 米国では1700万羽(1983年)、イタリアでは1300万羽(1999)、オランダ・ベルギー・ドイツでは3000万羽(2003)、香港では140万羽(1997)、韓国では185万羽(2003)の鶏、七面鳥、アヒルなどが死亡または処分されました。 2004年のアジア諸国でのH5N1亜型による発生では、1億羽以上が死亡あるいは殺処分されたと推定されています。 |
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| Q5.ウイルスが海外から日本へ侵入するルートには、どんなものがありますか? | 目次に戻る |
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A.1) 輸入鳥類(家きん、愛玩鳥等)を介して侵入するルート、2) 渡りの水きん類や野鳥を介して侵入するルート、3) 海外の発生国から肉や卵を輸入することによって侵入するルート、4) 海外の発生地からヒトが持ち込むルートが考えられます。 輸入鳥類のルートでは、鶏等の家きんについては輸入検疫で監視されており、本病が発生した国からは生きた鳥類およびその肉や卵の輸入が停止されています。また、渡り鳥のルートは、鳥やそれらの糞との接触を避けることで、鶏群への侵入を防止できます。また、ヒトが履き物や衣服等にウイルスを付けて持ち込まないように、発生地の農場等を訪問しないことも肝要です。 |
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| Q6.ウイルスが農場へ侵入するルートには、どんなものがありますか。 | 目次に戻る |
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A.農場への侵入ルートとしては、1) ウイルスに感染している鶏を導入した場合、2) ウイルスに汚染された器材・車両・卵ケースなどを使用した場合、3) 人の衣服、手、長靴などを介してウイルスが持ち込まれた場合が考えられます。また、4) 野鳥が出入りできる鶏舎の場合や屋外養鶏場では、感染した野鳥がウイルスを持ち込む可能性があります。 ウイルス侵入の機会を少なくするためには、鶏、器材等の移動は必要最小限とし、消毒できるものは消毒してから、農場に持ち込むようにして下さい。特に、鳥インフルエンザの発生報告があった直後は注意が必要です。また、野鳥が侵入しない鶏舎構造に変える、野鳥の糞で汚染されている可能性がある水や餌を鶏に与えないことも大切です。 |
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| Q7.農場で発生が疑われた場合には、どうすればよいのですか? | 目次に戻る |
| A.速やかに最寄りの家畜保健衛生所または獣医師に連絡して、診断を受けて下さい。診断が遅れますと、それだけ汚染が拡大することになり、被害が大きくなります。飼育している鶏が次々に死ぬ等様子がおかしいと思ったらすぐに診断を受ける必要があります。 | |
| Q8.農場で発生した場合には、どのような防疫措置が採られますか? | 目次に戻る |
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A.高病原性鳥インフルエンザの防疫措置は農林水産省が発出した「高病原性トリインフルエンザに関する特定家畜伝染病防疫指針」に沿って行われます。 本病であることが確認されますと、発生農場及び発生農場と同一飼養者が管理している農場の家きんはすべて殺処分され、死体は焼却・埋却または消毒されます。また、農場全体は閉鎖、消毒され、人の出入りも禁止されます。 また、発生農場を中心とした半径5〜30Kmの区域では、21日間以上、生きた家きん、死体、その生産物と排泄物の移動が原則禁止されます。しかし、採卵養鶏場について規定の検査でウイルスの存在が確認されない場合は、鶏卵の出荷は認められます。また、区域内の全ての養鶏場について、2回にわたりウイルス感染の有無を家畜防疫員が調べることになっています。 最終発生の防疫措置が終了してから、21日間に続発がなければ、基本的には移動禁止は解除されますが、その後も3ヶ月間は区域の監視が継続されます。全ての農場で、清浄確認検査によりウイルス感染が否定された場合に、清浄宣言が出されます。 |
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| Q9.どんな消毒薬が有効ですか? | 目次に戻る |
| A.インフルエンザウイルスは表面がエンベロープと呼ばれる壊れやすい膜で覆われているので、次亜塩素酸ナトリウム液、アルカリ液、ホルムアルデヒド液などの多くの消毒薬が有効です。発生農場の消毒は、一週間間隔で3回以上消毒することとされています。また、ウイルスの感染性は70℃以上、1秒の加熱で失われます。 | |
| Q10.鳥用のワクチンはありますか? | 目次に戻る |
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A.海外では鳥用のワクチンが生産されていますが、日本を含め世界の多くの国ではワクチンを使用せずに、殺処分による防疫措置が採られています。その理由は、ワクチンは発病を防ぐことはできますが、ウイルスの感染および排泄を防ぎきれないためで、以下のような問題点があります。1) 発症及び死亡の軽減により感染の発見が遅れてその間に他の鶏群に蔓延する危険がある、2) 接種群は定期的にウイルス侵入の有無を検査する必要があり、侵入が確認された場合には接種群も淘汰となる、3) 清浄化までに長期間を有し、海外発生国からの生きた家きんおよび家きん肉の輸入禁止措置がとれなくなることにより養鶏業の国際的競争力が低下する可能性がある。4) ウイルスが長期残存し、ヒトに感染する新型ウイルスの出現につながるおそれがある。 なお、農林水産省は、万一発生が拡大し、摘発淘汰だけでは防疫不能となった場合に備え、輸入ワクチンを備蓄しており、更に国産ワクチンの開発を進めています。 万が一の場合の鳥インフルエンザワクチン使用は国の監視下で行うことになっており、それ以外での使用は違法行為となります。 |
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| Q11.本病を発生させないためには、どうしたらよいのですか? | 目次に戻る |
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A.ウイルスが海外から侵入するルート(Q4)、農場へ侵入するルート(Q5)の両者を遮断すれば、農場での発生を防止できます。 また、1) 国レベルで行う、海外における発生状況の把握と輸入検疫の強化、2) 県レベルで行う、国内農場の定期的モニタリング調査と汚染防止に関する啓蒙指導、3) 鶏飼養者レベルで行う、農場への出入り制限と消毒の徹底によって、本病の発生は阻止できます。 |
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| Q12.鳥インフルエンザウイルスが人に感染することはありますか? | 目次に戻る |
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A.ほとんどの鳥インフルエンザウイルスは人には感染しませんが、例外的に一部のウイルスが人に直接感染することが最近報告されるようになりました。 それが、1997年の香港市民の感染(H5N1: 18名が感染し6名死亡)、2003年の福建省に旅行した香港家族の感染(H5N1: 2名が感染し1名が死亡)、2003年のオランダにおける防疫従事者の感染(H7N7: 約80名が感染し1名が死亡)、2004〜2006年のベトナム、タイ、カンボジア、インドネシア、中国、トルコ、エジプト、アゼルバイジャン、イラク等市民の感染(H5N1)等です。 アジアでH5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザウイルスに感染した重症患者では、肺炎、多臓器不全などの症状が報告されており、オランダでのH7N7亜型感染による軽症者の多くで結膜炎が報告されています。 |
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| Q13.農場で発生した場合には、農場関係者や防疫従事者の感染をどう防ぐのですか? | 目次に戻る |
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A.万が一のことを考えて、感染防止策を採る事を厚生労働省は勧めています。 農場関係者や防疫従事者がウイルスを吸い込んだり、飲み込んだりしないように、つなぎを着用し、ゴム手袋をつけ、ゴーグルと医療用マスク等で防護して下さい。また、作業終了後には石鹸で手を洗い、うがいをしてください。 作業に従事した者は、感染の可能性のある期間は健康に注意して、発熱などのインフルエンザ様症状がでたら、直ちに医師の診察を受けて下さい。感染初期であれば抗ウイルス薬が有効です。 |
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| Q14.鶏肉や鶏卵を食べて感染することはありますか? | 目次に戻る |
| A.食品としての鶏肉や鶏卵を食べることによって、人が感染した例はありません。また、発生した場合には、発生農場を中心とした半径5〜30Kmの区域にある農場の生産物は、ウイルス検査陰性でないと出荷できなくなりますから、ウイルス汚染鶏卵や鶏肉が市場に出回ることはほとんどありません。なお、ウイルスは適切な加熱により完全に死滅します。 | |
| Q15.茨城県の発生状況を教えて下さい。 | 目次に戻る |
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A.茨城県の農場で2005年4月頃から産卵率の低下、死亡羽数のわずかな増加等が確認されたため、5月下旬、民間の検査施設において検査が開始されました。分離ウイルスについて動物衛生研究所において検査した結果、毒性の弱いH5N2亜型のA型インフルエンザウイルスであることが確認されました。 H5またはH7亜型のウイルスについては、例え毒性が弱くても毒性の強いウイルスに変異する可能性を未然に防ぐため、わが国では高病原性鳥インフルエンザとして取扱うこととしており、茨城県においては、殺処分や移動制限等による防疫措置が講じられ、2006年4月21日に発生農場の全ての鶏(568万羽)の処分が完了しました。 |
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| Q16.茨城県で検出されたH5N2ウイルスはどのようなウイルスですか? | 目次に戻る |
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A.2005年6月に茨城県の養鶏場で検出されたH5N2亜型の鳥インフルエンザウイルスは鶏に対して毒性の弱いウイルスです。このウイルスは、近年アジアで猛威を振い2004年に山口・大分・京都に侵入したH5N1亜型の毒性の強い鳥インフルエンザウイルスとは違い、鶏に高い致死率を示さず、感染した鶏はほとんど症状を示さないウイルスでした。 動物衛生研究所において実施した分離ウイルスの性状解析の結果、茨城県で分離されたウイルスは遺伝子的に互いに近縁であるとともに、グアテマラやメキシコで分離報告されている株とも近縁で、由来は中米地域と推定されています。 |
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| Q17.宮崎県と岡山県の発生状況を教えて下さい。 | 目次に戻る |
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A.2007年1月13日に宮崎県宮崎郡清武町の約12,000羽飼養のブロイラー種鶏(種卵生産用の親鳥)農場で、H5N1亜型による高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されました。その後、1月25日に宮崎県日向市の約53,000羽飼養のブロイラー養鶏場、1月29日に岡山県高梁市の約12,000羽飼養の採卵用養鶏場、2月1日に宮崎県児湯郡新富町の約93,000羽飼養の採卵用養鶏場で相次いで発生が確認されました。 それぞれの発生では、発生農場を中心とした半径10kmの範囲内の鶏等の移動禁止措置をとり、範囲内の全ての養鶏場の鳥インフルエンザ検査を実施しましたが、新たな感染養鶏場は確認されず、宮崎県清武町の発生では2月7日、宮崎県日向市の発生では2月21日、岡山県高梁市および宮崎県新富町の発生では3月1日に移動制限措置が解除されました。 |
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| Q18.宮崎県と岡山県で検出されたH5N1ウイルスはどのようなウイルスですか? | 目次に戻る |
| A.宮崎県と岡山県で分離されたウイルスは全てH5N1亜型の鶏に強い病原性を示す高病原性鳥インフルエンザウイルスでした。動物衛生研究所で実施したウイルスの遺伝子解析では、全ての発生は遺伝学的に非常に近縁のウイルスによるもので、2005年に中国の青海湖の野鳥から分離されたウイルスの系統でした。なお、この系統のウイルスは2005年以降、モンゴル、ロシア、欧州、アフリカ、韓国等で野鳥または家きんから分離されています。 | |
| Q19.秋田県のオオハクチョウから分離されたH5N1ウイルスはどのようなウイルスですか? | 目次に戻る |
| A.2008年4月21日に十和田湖畔で発見された死亡または衰弱したオオハクチョウからH5N1亜型のA型インフルエンザウイルスが分離されました。動物衛生研究所で実施したウイルスの鶏に対する病原性検査では、静脈内接種で鶏を2日以内に100%死亡させる強毒ウイルスでした。遺伝子解析では、2006年に中国南部や香港で分離されているウイルス株群に近縁で、WHO/OIE/FAOによる分類ではクレード2.3.2に属しました。また、このウイルスは同時期に韓国および北海道で分離されたウイルスに遺伝学的に非常に近縁で、由来が同じウイルスが日韓両国に侵入したと理解されます。 | |
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